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inokuchi0619

アンジュール

2004年、宮崎市の社会福祉法人「いつか会」の発足間もないころの姿を紹介した記事です。レストラン「アンジュール(いつの日にか)」を拠点に活動を立ち上げた人々の物語です。ダウンロードもしくは、フルスクリーンにして読まれてく… 続きを読む »アンジュール

令和の米騒動

(1)2024年8月8日16時42分。日向灘を震源とするマグニチュード7・1の地震が発生した。二時間後、気象庁は「南海トラフ地震に関する臨時情報」を発した。彼らは自身のホームページに「地震予知はできない」ことを明言してい… 続きを読む »令和の米騒動

八木山越え

福岡県飯塚市に向かった。西日本新聞社の後輩O君が新聞記者を辞めて神職となり、初めての夏越し祭。その晴れ姿を祝いに行くのである。福岡都市高速を下りると篠栗町。そこから国道201号に沿って進む。やがて国道はつづら折りの山道に… 続きを読む »八木山越え

関西への旅

「ドアを閉めます」 東京にはしばしば行くが関西は久しぶりだった。指を折ってみると20年か、それ以上も足を運んでいない。「のぞみ」を新大阪で降りて地下鉄で淀屋橋。京阪電車に乗り換えて枚方市を目指した。電車がホームに滑り込み… 続きを読む »関西への旅

かかしの里訪問記

* その村は天草下島(熊本県)の中央部にある。天草市(旧本渡市)中心部から国道266号をつづら折りに走って約20分。滴るような緑の中に小学校が見えた。鉄筋二階建てのこじんまりした姿。二階のベランダから子供たちが手を振って… 続きを読む »かかしの里訪問記

関節リウマチ闘病記3

(1)今年もトマトの種をまいた。「フルチカ」という商品名の中玉トマト。私の病は二年前、トマトの青枯れ病から始まったと思っている。本当のことはわからない。私の感覚である。 土の中には膨大な、天文学的に膨大な微生物が棲息して… 続きを読む »関節リウマチ闘病記3

関節リウマチ闘病記2

(1) 関節リウマチの治療薬はメトトレキサート(免疫抑制剤)、プレドニン(副腎皮質ホルモン剤)である。これら主治療薬の副反応をサポートするために以下の薬が処方された。アレンドロン酸錠「サワイ」(骨粗鬆症治療薬)、エルデカ… 続きを読む »関節リウマチ闘病記2

関節リウマチ闘病記1

(1) 22年の夏は猛暑だった。順調に実をつけていた家庭菜園のミニトマトは8月に入って枯れ始めた。普段は地中深くに棲む青枯れ病菌が温度上昇で活性化して地表近くにまで広がり、トマトの根から侵入して葉から茎へと枯れ始め、やが… 続きを読む »関節リウマチ闘病記1

点描シリーズ3

新札 七月から新千円札が発行される。新しい顔は北里柴三郎である。破傷風菌の純粋培養法、血清療法を発見して医学界に燦然と輝く偉業を成し遂げた人の生家(熊本県小国町)を画家と訪ねたのは十年前、画家と二人旅だった。 「風景が素… 続きを読む »点描シリーズ3